30代男性「金属を使わず治療してほしい」定期検診で見つかった虫歯を、自然な白さで適合も良い「オールセラミック」の詰め物で美しく修復した症例

年齢と性別	30代　男性
ご相談内容	歯科検診でご来院いただいた際に、治療が必要な虫歯が発見されました。
カウンセリング・診断結果	患者様は左上の奥歯（第1大臼歯／6番）をプラスチックの詰め物「コンポジットレジン」で治療されていましたが、手前の歯との間に変色が認められました。 歯にレーザーを照射して虫歯の有無を調べる「ダイアグノデントペン」で精査したところ、虫歯を疑う数値を示したため、歯のレントゲン写真を撮影してさらに詳しく確認した結果、虫歯による黒い影が生じていました。 詰め物の隙間から虫歯が再発した「二次カリエス」と診断し、治療が必要なことをご説明したところ「金属を使わずに治療してほしい」とご希望いただきました。
行ったご提案・治療内容	再びコンポジットレジンで修復し直す保険治療と、自然な白さで適合も良い「オールセラミック」の詰め物で修復する自費治療の2通りをご提案しました。 患者様は以前にセラミックを用いた治療をご経験されており、メリットを感じておられたため、今回もオールセラミックでの治療をご選択いただきました。 まず古いコンポジットレジンを除去し、虫歯の部分を綺麗に取り除きました。 虫歯を染め出す「う蝕検知液（うしょくけんちえき）」を使用して虫歯の残存がないことをしっかりと確認した後、歯の神経を保護する「覆髄処置（ふくずいしょち）」を行いました。 その後精密な型取りを行って仮詰めし、ご自身の歯にぴったりと合わせたセラミックの詰め物を作製しました。 2回目のご来院時に出来上がった詰め物を装着し、噛み合わせを微調整して治療を終了しました。
治療期間	2回
おおよその費用	50,000円
術後の経過・現在の様子	色や形が自然で美しい仕上がりになり、痛みもなく、噛み合わせも問題ありません。 患者様にも「歯科検診で虫歯を見つけられ、治療ができて本当に良かった。治療直後から違和感なく食事ができて安心している。今後も歯科検診を定期的に受けたい」とお喜びのお言葉をいただきました。
治療のリスクについて	・装着に際し、天然歯を削る必要があります ・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります ・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります ・一部の治療を除き、自費診療（保険適用外治療）です
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