20代男性「奥歯のむし歯を治したい」ジルコニアセラミックで治療した症例
治療前
今回のセラミック治療では、患者様は男性であり、嚙む力が大きくかかる大臼歯であるため、ジルコニアを使用しました。
治療後
年齢と性別 | 20代 男性 |
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ご相談内容 | 「過去にレジンで治療してある奥歯がむし歯になっているようで、しみる」とご相談をいただきました。 |
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、左下奥歯に他院で過去に治療されたレジンが確認できました。 この部分のむし歯を取り除き、白いジルコニアセラミックで治療することになりました。 |
行ったご提案・治療内容 | 奥歯では審美性に加え、強度も必要になります。 強い食いしばりや硬いものを噛んだときに割れてしまう場合があるためです。 今回は見た目の良さに加えて十分な強度が確保できる、ジルコニアセラミックをご提案しました。 治療開始後に古いレジンを除去したところ、その周囲では2次カリエス(むし歯の再発)が確認できました。見た目だけではわかりにくいものの、もともと入っていたレジンは劣化して歯との間に僅かな隙間を作っていました。 違和感を感じる頃にはむし歯が進行している可能性が高く、定期検診でチェックすることが大切です。 |
治療期間 | 2回 8日 |
おおよその費用 | 75,000円(税別) |
術後の経過・現在の様子 | 術後の経過は良好で、現在もクリーニングで通院されています。 色や形、嚙み合わせについてもご満足いただけました。 |
治療のリスクについて | ・セラミックは使用環境によって外れてしまうことがあります。 ・セラミックも十分なメンテナンスを行わないと、セラミックと歯の境目から虫歯になることがあります。 ・強い食いしばりや硬度の高いものを誤って噛むとひびが入ったり、割れてしまうことがあります。 |
診療案内 | 審美歯科 |
その他-画像1
古いレジン充填の周囲に2次カリエスがありました。レジン充填を取り除き、周囲のう蝕(むし歯)を検知液を使い取り除きます。(左画像) 歯の神経近くまで進行したう蝕を取り除いた後、神経を守るため埋め戻して形を整えます。