40代女性「古い金属の詰め物を白くしたい」劣化して隙間ができていた銀歯を外し、虫歯治療後に変色が少なく強度もある「オールセラミック」で修復した症例

治療前

治療後

年齢と性別	40代　女性
ご相談内容	「古い金属の詰め物を白くしたい」とご相談いただきました。定期検診でご来院いただいた患者様です。
カウンセリング・診断結果	歯のクリーニング後に虫歯チェックを行ったところ、右上の奥歯（第1大臼歯／6番）の金属の詰め物が浮いている状態でした。レントゲン写真で虫歯は確認できませんでしたが、経年劣化で緩んでいた詰め物は簡単に外れ、中には細菌の塊である「歯垢（しこう）」がたまっており、虫歯もみつかりました。金属の詰め物を外した後の治療方法として、「以前から白い歯にしたいと思っていた。費用もできるだけ抑えたい」とご希望でした。
行ったご提案・治療内容	まず、虫歯を丁寧に取り除き、虫歯の部分のみが赤く染まる専用の液を使って取り残しがないかをしっかり確認しました。その後、仮詰めまで行いました。詰め物の素材には、患者様のご希望に沿い、天然歯のような自然な白さで変色が少なく、噛む力が大きくかかる奥歯にも適した強度がある、「オールセラミック」による詰め物をご提案しました。また、オールセラミックでありながら、機械で詰め物を作製する「セレック」を使うと、費用を抑えられることをご説明し、ご了承いただきました。
治療期間	2回
おおよその費用	35,000円
術後の経過・現在の様子	歯とぴったりフィットした詰め物になり、かみ合わせも良好です。患者様にも「詰め物が白くなって嬉しい。食事も違和感なくかめている」と大変ご満足いただきました。今後も定期検診で長期的にメンテナンスを行い、経過を観察していきます。
治療のリスクについて	・治療中に痛みを伴う場合があります・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります・装着に際し、天然歯を削る必要があります・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります・かみ合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります・一部の治療を除き、自費診療（保険適用外治療）です
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